ミオクルカラ

それは、三木鉄道車両(ミキ300-105)が樽見鉄道へ旅だった日のこと。
12月9日。
前日、日付が変わる頃までコタツで寝てしまったせいか体調が悪く、昼までで早退。
帰り道に三木鉄道三木駅に寄ってみました。
すると、既に車体と台車が分離されており、車体は車道を走るための台車に乗せられ、線路を走るための台車がトレーラーに乗せられているところでした。

ちなみに昨日に引き続き、業者さんはこちら。

JR貨物・北陸ロジスティクスさんです。
JR貨物・北陸ロジスティクスさんです。
重要なので二回言いました。
一つ目を載せた後、続いてもう一つも載せてました。

特に立ち入り禁止などはされていなかったので、間近で作業を拝見させていただくことが出来ました。

念のため、自己防衛でヘルメットを被った上である程度は離れたところから見守らせていただきましたがね(^^;

よっこらしょっと。

クレーンに台車を結びつけて、トレーラーに載せて固定するまで10分もなかったです。
さすがはプロの仕事ですね。


つい数日前まで、ここには2台(+車庫の中に1台)いたのに…。

と思ったら、車庫に入っていた分を出すためか、もう1台も動かされてました。

この車体も本当に今日で見納め…。

本当にお疲れさまでした。
ちなみに台車を載せたトレーラーは一旦駅舎の前まで移動し、再度動かないようにしっかりと固定されてました。

写真を撮ってると、見物に来たおじさんが「趣味の世界かい?」と言ってきたのが面白かった(笑)。
ちなみにトレーラーには車両牽引ほど道路規制などがないので、この後台車は車両より先に出発することになります。

体調もヤバかったので、一旦ここで帰宅。
夜、夕飯を食べて再度来ることになります。
ちなみに夕食まで爆睡してたら体調は持ち直してました(笑)。


出発を待つミキ300-105。

この社章と車体番号も今日で見納めです。

出発は9時とのことでしたが、8時59分のバスが出た後、出発するとアナウンスが。
昨日はかなり出発が遅れたようですが、今回は長旅になるので遅れるわけにはいきません。
と言っても、中継基地を経ながら3日をかけて岐阜まで運ぶようですが。
時間が経つにつれ、人が増えてきました。
しかしながら、昨日のようにテレビ局や新聞社が取材に来ているわけではなく、三木鉄道の中の人と役所の職員、広報の方々と近隣住民という顔合わせでした。
私にとっては本当に遠くに行ってしまうと言う意味で、今日の方が重要だったんだけど…。
8時59分発の厄神行きのバスが発車し、発車を待ちわびていると、予定より少し遅れて先導車が発車し、車両が出発しました。
「ありがとう」「元気でね」「いってらっしゃい」「頑張ってね」。
昨日のようにテレビカメラが来ているわけでもなかったのに、見送る人たちの口からは自然とそのような言葉が発せられてました。
三木鉄道が本当に住民の方々に愛されていたのだと実感できました。
車両が三木駅を出ると、すぐさま原付で追跡モード。
市街地で速度が出せないことをいいことに、先回りして随所で写真を撮りました。
末広2丁目(ローソン三木店前)

バイパス大村中央(岡田金属工業所前)
西戸田

最後の写真なんてブレまくりでスマソorz
本当は追跡するのは三木市内までにしようと思ったんだけど、もうワンシャッターチャンスが欲しくて追跡してたものの、バイパスになると原付では追いつける限界を感じて、丁度信号待ちで引っかかったのが最後のチャンスだと思い先回りしてカメラを構えたものの、丁度動き出してこれが私がカメラに納めることが出来たミキ300-105の最後となりましたorz
段々と遠くなる車両に心の中で手を振りながら、その場を後にしました。

ちなみに3箇所でムービーを撮ったのですが、ケータイカメラなので一応見れる程度の物(+生の音声)にしかならなかったものの、容量制限のためアップすることが出来ませんorz
せ、せっかく撮ったのに…(>_<)
出発の時の住民の声とか、マジ感動ものなので是非とも皆さんにお見せしたいのですが…orz
ああ、やっぱりメモリーカードとそれを読み込むのを買わなきゃならんね。

ちなみに次の日はちゃんと仕事に行きましたよw